社労士受験

社労士試験独学で勉強してきて、4回目で合格した話~過去の敗因~

こんにちは。私は社労士合格するまでに、3回試験に落ちています。

今までに紹介してきたのは、合格したときにやってきた勉強法です。

4回目とはいえ、ブランクがあったり大きな法改正が沢山入ったり…で、結局はほぼ初学者な感じでイチから学び直していました。だけど、お金をかけたくなかったので、独学でやることだけは貫きました(笑)

(受験料は飛んでいったけど…)

今回は、私が今までに失敗してきた試験の敗因を赤裸々にお話しようと思います。

(本来最初にアップすべき記事でしたね)

1回目 記念受験

勉強期間3ヶ月。やったことは教科書を買って1回読んだだけ。(完全に社労士試験を舐めていますね。)

社労士勉強してみようと思い立ったのが4月下旬。そのまま勢いで受験料を納めました。そこから教科書を買い、ただ読む。

択一試験が3時間30分もあることを本番で初めて知ったくらいです。本当に記念受験でした。

受験の雰囲気はわかりました。試験がどんなものなのかがわかりました。これが1回目受験で得たことです。

敗因は、もう明らかでした。書ききれませんね。問題文の意味すらわかりませんでしたし。

明らかに「対策不足」。

2回目 実務を過信して基本を落とした

2回目の時期、社労士事務所に事務員として勤めていました。毎日がまるで試験勉強じゃないですか。

実務を積んだことで、教科書に書いてある言葉の意味は理解出来るようになりました。

だけど、実務を積んで安心しきっていたところがありました。

結構落とし穴だったのですが、事務所に勤めていると、実務を積めるものの意外と「イレギュラー」が発生していたりします。

そのイレギュラー対応も、開業したらとても大切なスキルではあることは間違いないです。

だけど、「試験勉強」という側面ではあまり過信してしまってはいけませんでした。試験では「原則」、法そのものが問われるからです。

試験本番も、前回の試験よりは手応えがあったのですが、試験問題を解くにあたって根拠にしていたのが自分の経験だけでした。

そのため、基本問題を得点できなくて思うように点数が伸びず、謎に応用問題は解けてそこが得点源になってしまったということが起こってしまいました。

それでも結構当時は私の中では頑張ってきたと思っていたため、落ちてしまって相当ショックでした。

その後ショックでやる気がなくなってしまい、ブランクが数年生まれました。

ただ、ここで得られたことは「書式を見たことがある」というのは強いということ。

試験勉強内容を身近に感じることは試験勉強の効率を上げる近道なんだな、とわかりました。

3回目 体調不良により途中退出

2回目の試験でやる気を失い、数年が経過しました。「でも、このまま受からないのも嫌だな」と思い、3回目にチャレンジ。

ところが、この頃体調を崩していて、とにかく勉強中からやる気が出ない。

受験料を払えばスイッチが入るかな?と思いきや入らず。体調不良のときは何やってもだめでした。

とりあえず受験料を払ったので受けようか、ということで体調不良のまま試験本番を迎えました。

そして試験中に具合が悪くなってしまったため途中退出という事態に。

(このとき、試験会場の「救護室」にお世話になりました。看護師さんもいらっしゃり、お話して、慰めてくれました。)

問題用紙も持ち帰れず、不合格のハガキが届いて点数を知る形に。

当たり前ですが、試験本番は勿論のこと、試験勉強中も、「やる」と決めたら持続出来るだけのコンディションは必要なのです。

大学受験のときはまだ若かったから勢いで行けた部分もありました。(勿論勉強も頑張りましたけどね!)

大学受験の頃は、勉強時間が沢山ありました。部活を引退してからは1日10時間くらい勉強するのは当たり前に出来ました。

社会人になってからは、仕事も家事も、そしてゆくゆくは育児も加わりました。時間が明らかにないし、体調面での「無茶」は通用しませんでした。

更に私自身こんなに試験に落ちた経験がなかったので、どうすれば良いものか…悩みました。

4回目

そして、4回目。きちんと自分の置かれている状況を分析し、イチから学習することにしました。

①子育て中。時間がない。

②試験は経験したけどブランクがある上基礎力がない。

③お金をかける余裕はない。

この中で、どうしたら受かるだろうか?真剣に悩んで、考えて。

今思えば、落ちた時はこの事前準備が全くありませんでした。作戦会議的なものをせずただ「なんとなく」やる。

時間さえ積めばどうにかなる、実務やっていれば大丈夫、じゃなかったんですよね。

過去の反省を活かして、4回目ちゃんとやってきて、独学でも合格することが出来ました。

4回目であっても、気持ちは初学者でいようと決めました。過去の試験の経験の「思い込み」を排除するためです。

だから、あえて「初学者本」から始めました。

以上のような経緯があり、今まで記事で紹介してきた方法で勉強をすることになりました。

無料で活かせるものは活かす。手を広げず今持っている教材を使い倒す。

4回目の試験勉強は、これをテーマに頑張ってきました。

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